通話プランは必要?プラン料金から考える

格安スマホは「通話プランはオプションで付ける」という仕組みになっている会社が多いです。

そのため、通話を多く使う人は料金プランと通話プランにも加入する必要があるでしょう。

しかし、「どれぐらい通話する人は通話プランに入るべきか」という問題も出てきます。

(※ただし、LINEなどの通話はネット回線を使いますので、今回用いる通話には含まれないません)

 

この記事では、まず格安スマホでの通話プランの相場を知り、そのうえで、どれぐらい使う人は通話プランを検討すべきかについて考えていきます。

通話プランが必要か分からない方は、是非参考にしてください。

通話プランの相場を知ろう

さっそくですが、格安スマホを提供するMVNOごとに通話プランを見ていきましょう。簡単な表にまとめてみましたのでご覧ください。

この表を見て、なるほど!と分かる方はいいのですが、基本的なことを2点解説します。

通話料金と割引料金

通話料金とは、通話プランに入っていない場合や、通話プランから超過した分に適用される料金です。通話プランに入っていない場合、通話した時間の分だけ料金を支払ういう仕組みになっています。(どのMVNOも20円/30秒ですので、ひと月に10分の通話そした場合400円支払うといった感じです)

また、MVNOごとに提供されるアプリなどを使うことで、通話料金から割引きされる場合があります。割引後の値段を、(便宜的に)割引料金とします。アプリの使用などによって料金を請求されることはありません。(割引料金のあるMVNOでは半額になりますので、10分の通話は200円になります)

〇分かけ放題と〇分無料通話

通話プランは主に「〇分かけ放題」「〇分無料通話」に分類することができます。

〇分かけ放題とは、決まった時間以内であれば、何度でもかけ放題というものです。
また、〇分無料通話とは、1ヶ月間に決まった分数のまでは無料になるといったものです。どちらも超過分は別途料金が請求されます。

この2点について理解していれば、相場を知る上で十分です。

 

 

さて、MVNOは主に2種類の通話プランがあるという事は理解してもらえたと思います。

この記事では、〇分かけ放題の相場を「10分850円」、〇分無料通話の相場を「60分650円」と仮定させていただきます。この相場を使って、はたしてどれくらい使う人が通話プランが必要か、次の項目で考えていきたいと思います。

何分使う人は通話プランがいるか?

それでは、具体的にどれぐらい使う人は通話プランが必要なのでしょうか。ここでは、それぞれのプランに分けて考えていきます。

1回の通話が短い方は「◯分かけ放題」を、長めな方は「◯分無料通話」の項目を参考にして下さい

◯分かけ放題

先ほどの相場の「10分850円」の850円というのは、通話プランがない場合、何分の通話ができるでしょうか。

割引料金10円/30秒(20円/1分)から計算すると、答えは42.5分

850÷20=42.5

つまり、43分以上話す人は通話プランに加入した方がお得、という訳です。この43分が(この相場を前提とすれば)ボーダーラインといえるでしょう。

〇分無料通話

こちらもかけ放題と同様に考えることができます。

相場の650円は何分の通話かというと、32.5分。33分以上話しそうだという方は、60分までは定額料金で話せます

補足として

ここまで読んでいただければ分かっていただいていると思いますが、通話プランの料金から通話時間に換算して判断できることがわかりますよね。

今回は仮に相場として決めましたが、それが別の料金でも良いということです。他の料金を相場として使いたい場合は、電卓をたたいてみて下さい。

 

 

ただし、追加で話したいことが1つだけあります。

1回の通話が10分以上かかる場合や、通話時間が 無料分を超える方は、その超えた分だけ通話料金がかかってしまうという点です。

つまり、かけ放題や無料通話の通話プランに入っていても超過料金がかかるケースがあるという事です。

この超過料金が増えれば、いくら格安スマホでも通話料金がかかり過ぎて安くならない場合が出てくるかもしれません。

対策としては、

LINEなどを有効活用する

次の項目のプランを検討する

の2点になると思います。仕事だからLINEは使えないなど、それでも通話料金がかかるのでしたら、残念ですが格安スマホ運用は向いてないかもしれないですね。大手キャリアの通話定額などを利用した方がいいかもしれません。

特徴的な通話プラン

先ほど話したような通話をよく使う方はもちろん、通話の仕方などによっては、こちらの方が向いてるなんてこともあると思います。特徴ある3つのプランを紹介しますので、あわせて読んでみて下さい。

IIJmioの家族通話

家族との通話か多い場合には、IIJmioの通話プランは魅力的です。家族なら最大30分まで通話がかけ放題です。

特定3人に通話がかけ放題

OCNモバイルONEのトップ3かけ放題は、1カ月で通話の多かった相手3人の通話が無料に。時間制限はなく何分でもOKなのが魅力です。特定の相手と通話が多い人は、これもおすすめ。また10分かけ放題と併用することもできます。

イオンモバイルの050かけ放題

このプランはIP電話を用いるサービスです。

IP電話とはネットを使って通話を行います。その点はLINEなどと同じですが、LINEは通話相手もLINEに限られる一方、IP電話は普通の電話番号へ発信することが出来ます。

この050かけ放題のメリットは、いつでも何分でもかけ放題だと言うことです。

しかしデメリットとして、050から始まる新しい番号をもらうことになってしまうこと。今までの電話番号との併用(スマホに2つ電話番号を持たせる)も出来ますが、かけ放題となる電話番号は050のものとなり、今まで持っていた番号は使えないので注意が必要です。

最後に

いかがでしたか?通話プランが必要か必要でないか、参考になったでしょうか?

意外と自分に合った通話プランを使うことで「格安SIMでも大丈夫だ」という方も多いのではないでしょうか。また、通話プランが必要か微妙な方は、通話プランをオプションで付けられる会社を選ぶのもいいかもしれません。

自分に合ったプランを選んでいきましょう。

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